慶應義塾大学 商学部 牛島利明研究会

Studies – 三田祭研究発表

三田祭での共同研究論文を全文閲覧することができます。

《テーマ一覧》

・『近隣型・地域型商店街が果たしてきた役割から見る「サードウェーブリテール」の商業形態』(2016年度)
・『街の固有性が変容するメカニズム―古着集積を例にして―』(2015年度)
・『アンテナショップから見る地域振興の政策意図』(2014年度)
・『地場産業×デザインの困難性〜台東区皮革産業の衰退を例にして〜』(2013年度)
・『団地内商店街の存続要因―高島平から紐解く―』(2012年度)
・『変化を生み出す商店街 ~渋谷におけるセンター街の機能~』(2011年度)
・『商店街における店舗増加の要因分析 ~麻布十番商店街の特異性とその影響~』(2010年度)
・『都市農業の流通形態 -直売所の変遷と意義-』(2009年度)
・『商業集積発展と残存する課題 ~日吉商店街発展の阻害要因~』(2008年度)
・『商業地域における持続的発展のメカニズム -吉祥寺にみられる新興商業地域の拡大要因』(2007年度)
・『私立大学の経営と格差/長野オリンピック再評価』(2006年度)
・『深化する商業集積、深化する街~秋葉原電気街の多店舗展開~/酒造業界の双星の軌跡~地酒ブームの実態を探る~』(2005年度)
・『変わる組織、変わらぬ価格-戦後住宅市場における産業組織と価格競争/灰の上に立つ街-伊勢佐木町商店街の盛衰と横浜都心の形成』(2004年度)
・『競争か共存か -ビール市場における新規参入企業の選択』(2003年度)
・『生まれ変わる街 生き続ける街 -大都市地域産業の衰退と発展』(2002年度)
・『計画と無計画 -商店街とニュータウンにおける小売業研究-』(2001年度)

【2016年度(16期生)三田祭論文】

『近隣型・地域型商店街が果たしてきた役割から見る「サードウェーブリテール」の商業形態』

 2016年度三田祭論文(全文)

【2015年度(15期生)三田祭論文】

『街の固有性が変容するメカニズム―古着集積を例にして―』

 2015年度三田祭論文(全文)

【2014年度(14期生)三田祭論文】

『アンテナショップから見る地域振興の政策意図』

近年、「地域振興策」として増え続けているアンテナショップ。各県の出店目的やその背景、運営方式の違いに焦点をあてることで、各主体にとってのアンテナショップの意義を考察しました。

 2014年度三田祭論文(全文)

【2013年度(13期生)三田祭論文】

『地場産業×デザインの困難性〜台東区皮革産業の衰退を例にして〜』

私たちは日本の地場産業である皮革産業に着目し、その中でもメディアに多く取り上げられている台東区の産業振興政策に着目した。台東区の皮革産業について、衰退の要因とそれに対する政策、また現在の状況とその発生要因について聞き取り調査を通じて検証し、今後の「地場産業×デザイン」よる地域活性のあり方について考察した。

 2013年度三田祭論文(全文)

【2012年度(12期生)三田祭論文】

『団地内商店街の存続要因―高島平から紐解く―』

 2012年度三田祭論文(全文)

【2011年度(11期生)三田祭論文】

『変化を生み出す商店街 ~渋谷におけるセンター街の機能~』

外部プロジェクトでより身近になった「渋谷」の街をフィールドに、さらにセンター街にフォーカスして、センター街が渋谷の街にどのように影響を与えているか、その関係性を時間帯に分けて検証しました。

 2011年度三田祭論文(全文)

【2010年度(10期生)三田祭論文】

『商店街における店舗増加の要因分析 ~麻布十番商店街の特異性とその影響~』

 2010年度三田祭論文(全文)

【2009年度(9期生)三田祭論文】

『都市農業の流通形態 -直売所の変遷と意義-』

農業が衰退する中でも生き残り続ける都市農業と近年その注目が高まっている地産地消を結ぶ新たな流通形態として、直売所の役割に焦点を当てました。

 2009年度三田祭論文(全文)

【2008年度(8期生)三田祭論文】

『商業集積発展と残存する課題 ~日吉商店街発展の阻害要因~』

2008年度の三田祭共同研究では、「商店街が抱える問題の背景・原因を探る」ことに注目し、その研究対象として私たち慶應義塾の学生にとって馴染みの深い日吉商店街を取り上げました。

 2008年度三田祭論文(全文)

【2007年度(7期生)三田祭論文】

『商業地域における持続的発展のメカニズム -吉祥寺にみられる新興商業地域の拡大要因』

2007年度の三田祭共同研究では、吉祥寺東急裏という人気スポットが生まれたプロセスを検討することを通じて、商業地域の持続的発展のメカニズムを明らかにします。

 2007年度三田祭論文(全文)

【2006年度(6期生)三田祭論文】

『私立大学の経営と格差/長野オリンピック再評価』

2006年度の三田祭共同研究では、昨今少子化や教育の質の低下が叫ばれている大学と経済効果について議論の分かれているオリンピックに焦点を当てて、産業史・経営史的視点を交えながら議論を展開しています。

第1部 私立大学の経営と格差
近年少子化により定員割れの生じている私立大学に着目し、戦後の教育改革の変遷を踏まえた上でいわゆる「私大間格差」の原因を大学高等教育の基盤が確立された1960年代から検証し、当時の経営方針がその後の大学のブランドイメージや人気に繋がったことを明らかにしています。

第2部 長野オリンピック再評価
2016年に開催される夏季オリンピックの国内候補地の誘致合戦を受けて、オリンピック誘致が地域に与える影響に着目し、失敗だったとされる長野冬季オリンピックが地方自治体の財政悪化とは関係がないことと開催のための施設整備が一定の役割を果たしていることを明らかにしています。

第1部、第2部は、異なるテーマを扱ってはいますが、いずれも当研究会の諸問題に対する根本的な考えを反映した論文になっています。現代社会における出来事を、違った角度から捉えるよい機会を与えられることができれば幸いです。

 2006年度三田祭論文(全文)

【2005年度(5期生)三田祭論文】

『深化する商業集積、深化する街~秋葉原電気街の多店舗展開~/酒造業界の双星の軌跡~地酒ブームの実態を探る~』

2005年度の三田祭共同研究では、人々の注目を浴びつつも、あまりよく知られていない「秋葉原」と「地酒」に注目し、その実態を明らかにしています。

第1部 深化する商業集積、深化する街~秋葉原電気街の多店舗展開~
秋葉原の形成・発展過程を踏まえた上で2つの転換期に商店をあて、秋葉原の商業集積における大手電気店の店舗展開が、どのような役割を果たしたのかを論じています。

第2部 酒造業界の双星の軌跡~地酒ブームの実態を探る~
兵庫県と新潟県を取りあげ、出荷量・流通システムといった観点から、地酒ブームが清酒産業に与えた影響について検証しています。

 2005年度三田祭論文(全文)

【2004年度(4期生)三田祭論文】

『変わる組織、変わらぬ価格-戦後住宅市場における産業組織と価格競争/灰の上に立つ街-伊勢佐木町商店街の盛衰と横浜都心の形成』

2004年度の三田祭共同研究では、人々の生活基盤に関わるテーマを取り上げた二つの論文を発表します。

第1部 変わる組織、変わらぬ価格-戦後住宅市場における産業組織と価格競争
日本の住宅産業が、ハウスメーカーや工務店など、業態や規模を異にする様々な企業で構成されているために国際的に見ても特異な産業組織をとっていることを明らかにし、このような産業組織の特性が日本の住宅の高価格化にどのような影響を与えてきたかを論じていきます。

第2部 灰の上に立つ街-伊勢佐木町商店街の盛衰と横浜都心の形成
かつては日本有数の商店街であり、横浜の中心であった “伊勢佐木町”の盛衰過程に注目した論文です。伊勢佐木町が三度にわたる被災を乗り越えてその地位を維持することを可能にした理由、そして戦後に生じた横浜駅周辺地区への中心地の移動の原因を明らかにし、商業中心地の維持・発展を支える要因について論じます。

第1部、第2部は、ともに人々の生活基盤に関わる問題を扱っているという共通点はありますが、それぞれ独立した二つの論文として構成されています。しかし、いずれも、当研究会の「“いま現在”を考えるための歴史的視点」という問題意識が根底にあることは言うまでもありません。この二つの論文が、日本の住宅や街が抱える問題をより深く理解し、新たな提案を生み出す一助となれば幸いです。

 2004年度三田祭論文(全文)

【2003年度(3期生)三田祭論文】

『競争か共存か -ビール市場における新規参入企業の選択』

2003年度の三田祭共同研究では、典型的な寡占市場として知られる日本のビール産業に注目した二つの論文を発表します。

第1部 弱者の選択 ―宝酒造・サントリー、新規参入の比較を通して
日本のビール産業において寡占市場が形成・維持されてきた理由を明らかにし、過去同時期にビール市場への参入を試みながら対照的な結果となった宝とサントリーという二つの企業を取り上げ、参入の成否を分けた要因を探ります。

第2部 ローカルからプレミアムへ ―地ビール産業の軌跡と展望
規制緩和によってその発展が期待されながら苦戦を続ける「地ビール」産業を取り上げ、大手寡占のビール市場において地ビールが生き残っていく条件を明らかにしていきます。

 2003年度三田祭論文(全文)

【2002年度(2期生)三田祭論文】

『生まれ変わる街 生き続ける街 -大都市地域産業の衰退と発展』

2002年度の三田祭共同研究では、大都市内部の地域産業に注目し、かつて日本有数の「盛り場」として繁栄した浅草、日本有数の工業集積地でありながら近年その空洞化も指摘されている大田区の歴史と現在、そして将来への展望を示した3本の論文を発表しました。

第1部 大田区型工業と東大阪型工業 ―その産業構造の違いに関して
第2部 変容する都市型産業集積地 ―大田区における住工混在問題
第3部 浅草における地域産業の盛衰 ―盛り場としての浅草・商業地としての浅草

 2002年度三田祭論文(全文)

【2001年度(1期生)三田祭論文】

『計画と無計画 -商店街とニュータウンにおける小売業研究-』

小売業態とは時代・場所によって変化していくものであり、今日存在する多様な形態は日本の歴史的・社会的背景にしたがって台頭してきた。そして、景気の低迷する現在においては、各業態間の競争は激しく、小売業自体も苦戦を強いられている。その中で最も衰退が著しいものが、商店街である。

日本の商業における特徴である「小売商の零細・過多性」を象徴的に示しているものが商店街であるが、1960年代以降「流通革命」の名の下に量販店が定着し、商店街は衰退の一途をたどることとなった。戦後の急激な経済成長に伴う消費需要・都市環境・経済動向等の様々な環境要因の変化に対応することができなかったことが商店街の敗因である。つまり、商店街とは環境の変化に応じた計画的な設立・運営がなされなかったといえる。

そこで、都市計画の一環として形成された「ニュータウン」の商業施設を比較研究することで、計画性という視点から商店街の存在意義を問いたい。なお、比較対象としては「多摩ニュータウン」を取り上げる。

一方では、自治体を中心とした「まちづくり」の中で、商店街を単なる小売業態としてではなく、住民のコミュニケーションの場として再活性化するという動きも見られている現状を踏まえ、今後における商店街の存在意義及び商業施設のあり方を問うことが本研究の目的である。

 2001年度三田祭論文(全文)